郷原組について
ご挨拶
日本の伝統建築を守り、
伝統建築工匠の技を次世代へとつないで行く
幼い時より家業を手伝い、父の姿を間近でみていました。 お客様に感謝される父は誇らしく将来の目標になりました。また生み出されるものが特別であることも感じました。
1994年19歳で家業を継ぎ大工になり、建築業界への道へと入りました。
業務に入り込むうちにだんだんと伝統建築の魅力に引き込まれ宮大工の世界へ足を踏み入れました。
ご縁をいただき世界最古の企 業である金剛組の大工として10年間務めました。
金剛組では日蓮宗総本山 身延山久遠寺五重塔復元工事 西本願寺新参拝会館新築、お茶所整備工事。
高野山真言宗 総持寺包丁式殿新築工事などたくさんの新築、復元、改修工事に携わりました。
伊勢神宮の式年遷宮に携わる機会もいただき技術継承の一翼を担うことができました。
文化庁・国宝重要文化財等保存整備事業 伝統建築棟梁認定(令和4年9月時点 112名)
年月を重ねるうちに自身で設計を試みた寺社仏閣に携わりたいという思いが強くなっていき、2012年故郷熊本へ帰郷後、郷原建築を再始動させました。 再始動後は住宅の増改築、お寺の改修、仏壇、家具製作などを中心に始まり徐々に手刻み工法住宅の新築、熊本地震後のお寺の建ち起こし不陸調整を行い耐震補強、古民家 再生、お寺の新築工事など多岐に渡り行ってまいりました。
2018 年株式会社郷原組へ法人化し、2021年株式会社服部建設と事業承継を取り交わし大径材加工及び保管可能な工場兼事務所を譲受しました。
現在、長延寺本堂新築工事が進行中です。(国宝浄土寺浄土堂の天竺様式を採用 しています。) 経験により培われた知識や技術を継承すべく次の世代の育成にも努めていきたいと考えております。
会社概要
- 社 名
- 株式会社郷原組
- 所 在 地
- 〒861-0382
熊本県山鹿市方保田236-1
TEL 0968-41-9373/ FAX 0968-41-5717 - 代表取締役
- 郷原 亮介
- 事業内容
- ・寺社仏閣、伝統工法住宅の新築増改築工事の一式請負工事
・上記物件の設計業務
・仏壇、家具の製作工事 - 沿 革
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- 昭和50年2月
- 郷原建築創業
- 平成13年〜
- 東大阪市の(株)土居組(金剛組のお抱え大工集団)で 10 年勤務。
- 平成30年3月1日
- 株式会社郷原組設立
- 令和3年
- 式会社服部建設と事業承継を取り交わし大径材加工及び保管 可能な工場兼事務所を譲受
- 登 録
- 二級建築士事務所
熊本県知事登録 第5258号